9月14日(日) 礼拝メッセージ要旨 チェ・ヨンフン教師
「揺るがない信仰」 ダニエル書 6章1−10節
国が滅ぼされて捕虜になってから70年位が経ちますが、ダニエルは絶望しないで、誠実に生きて行こうと信仰の中で努力しました。その結果、国で二番目なる大臣という偉い地位まで上る事が出来ました。誠実に生きて来たダニエルが苦難をどのように乗り越えて行くかを考えてみたいと思います。
まず、ダニエルに訪れる苦難についてです。この苦難とは誠実に生きて行く時にこそ、訪れるということできるのです。現実的に考えてみると、本当に大変なことでしょう。しかし、クリスチャンにとって苦難とは、神様に喜ばれる姿で生きて行くことが出来るようにしてくれるものです。ですから、信仰によって正しく生きて行こうとする時に訪れる苦難を悲しむのではなく、ダニエルのように苦難を乗り越えて行きたいと思います。
その為には、ダニエルのように揺るがされない信仰が必要です。自分を妬む人々によって獅子の穴に投げ込まれるという、大変な危機に陥りました。そんな中でダニエルは家に戻って窓が開いている屋上の部屋で神様に祈りました。数多くの敵が自分を倒そうとしている時、ダニエルはその姿を隠さなかったです。かえて、堂々と自分の信仰の姿を見せたのです。
そしてダニエルは変わらない誠実な信仰の姿を持っていました。特に本文では「いつものように」という表現でそれを強調しています。私たちが苦難に出会った時、私たちはどうすれば良いでしょうか。その時、私たちは以前からやって来た通りに、その信仰の姿を守らなければなりません。ダニエルは、いつものように、日に3回、神様の前で祈り、感謝しました。
私たちにとって、いつものような信仰の姿とは何でしょうか。それは礼拝と祈りと賛美、デボーションなどだと思います。毎週捧げる礼拝、毎日の祈り、みことばの黙想など、このような信仰生活の姿が苦難の中で乗り越えることが出来る力となり、私たちの目を神様に向かうようにしてくれるものです。どのような状況の中でも、神様に祈り感謝し神様だけを信頼することが出来るようにと願います。