礼拝メッセージ

9月21日(日) 礼拝メッセージ要旨    チェ・ヨンフン教師

 

「いと高き方」             ダニエル書 7章22節

ダニエル書には、ダニエルとその友達が苦難の中でも非常に落ち着いて揺るがされる事なく、神様に感謝した事が記されています。特に、ダニエルは若い時、国が滅ぼされて異邦の国の捕虜になるという大変な時期を過ごしましたが、その苦難にも屈せず、信仰生活の勝利を得る事が出来ました。このようなダニエルの人生は、この世を生きて行くクリスチャンに良い模範になると思います。私たちがダニエルのように、大変な状況の中でも自分の信仰を良く守るためには、ダニエルが心の中に持っていた考え方を知る必要があります。それは「いと高き方が治める」と言う事であって、これがダニエルの人生を貫いていた中心的な考え方でありました。

そんなダニエルはすべてのことに対して神様からの観点を持って見ようと努力しました。人間的な観点ではなく神様からの観点で自分の状況を考えていたので、多くの試練の中でも正しく判別する事が出来たのです。

そしてダニエルは神様との親密感を守ろうと非常に努力しました。人間において神様との親密さは非常に重要です。この事を分かっていたダニエルは、この世の流れに従うのではなく、他の何よりも自分の命よりも神様との親密さを選ぶことができたのです。

最後に、ダニエルは彼の生涯において神様のみことば大切にしました。彼はみことばを通して神様のみこころを悟り、夢を見始めます。ダニエルは神様がイスラエルを回復して下さるというビジョンを持つようになったのです。

心の中心に「いと高き方が治める」ということを覚えていたダニエルは、神様のからの観点を持って判断し、この世のどんなものよりも神様との親密さを大事し、みことばを通してビジョンを持っていたのでありました。

私たちの心の中心にはどんな考え方がありますか。ダニエルのように、この世界をいと高き方が治めるという考え方を持って、私たちに与えられた状況を見るようになりたいと思います。その状況の中で神様の導きを待ち望み、従って行く者になりたいと思います。

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