礼拝メッセージ

5月17日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「良い行ないに歩む」         エペソ人への手紙2章8-10節
 
 本日の本文は、神様からの恵みと救い、そして信仰について説明されています。この三つのことについて、そして神様の作品として救われた私たちに与えられた神様の目的について考えて見たいと思います。
 
 一つ目に、私たちが救われたのはすべて神様の恵みのゆえです。8節に「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。」とありますが、「恵み、信仰、救い」ということばはとても重要なことです。私たちが救われた最も根本的な原因は「神様の恵み」であり、その救いは「信仰」を通して私たちに与えらるものです。そして、その信仰自体も神様からのプレゼントであるのです。
 二つ目に、私たちが救われたことは、決して私たちの誇りにならないものです。恵みも、信仰も、私たちに与えられた救いのすべての過程においても、どんなものも私たちから出たものではありません。すべてが神様のプレゼントであり、神様の豊かな恵みのゆえに私たちに与えられたものであります。
 三つ目に、私たちは、神様の造られた作品であります。神様は、私たちを新しく造って下さいましたが、それは良い行いをするために、キリスト・イエスの中で造ってくださったことです。そして、その良い行いも、また私たちの意思や決断によるものではなく、私たちに良い行いが出来るように神様があらかじめ備えて下さったのです。このように私たちが頂いた救いには、神様の良い行いという明確な目的があるという事を覚えなければなりません。
 
 この良い行いとは、聖書を通して私たちに教えて下さるすべてのものであります。特にイエス様は、それが神様を愛する事であり、隣人を愛する事であると教えて下さいました。また、私たちがこのような神様の目的に従って良い行いをする時、7節で申し上げたように、この世は、そして私たちの周りの人々は、私たちを通して神様の豊かな恵みを見る事が出来るのです。私たちに与えられた救いを感謝し、神様の目的を覚え、その良い行いを行なって生きて行きたいと思います。

礼拝メッセージ要旨一覧はこちら