礼拝メッセージ

6月19日(日) 礼拝メッセージ要旨 

 

「世の光と塩」            マタイの福音書5章13-16節
今まで5章3-12節の教えを通して、クリスチャンはどのような者なのか、どういう特徴を持っているのかという事について学んで来ました。それに続く本日の本文では、そのような特徴持っているクリスチャンがどのように生きて行くべきなのかということについて教えています。その中で「あなたがたは」ということが強調されています。その「あなたがた」とは、5章3-12節で教えられているイエス・キリストに似た者の事です。即ち、イエス様の教えに従ってクリスチャンとしての特徴を持って生きて行く時、その人の生き方がこの世で塩と光として現れるという事です。
先ずは、塩としての役割についてです。塩は基本的に腐ることを防ぐ働きをします。肉や魚に塩をかけて置けば、その塩が染み込んで肉や魚が腐敗する事を防ぐことが出来ます。罪によって腐敗したこの世の中で、私たちクリスチャンのその塩としての役割を果たさなければなりません。イエス様が教えて下さった事に従って生きて行く姿、この世の中で生きていますが、いつもイエス様に繋がって、その教えに従っている姿がこの世での塩気をきかせる生き方なのです。次に光についてですが、光は暗やみの中で周りを照らして明るくする役割があります。特にイエス様は、あなたがたこそがこの世の光ですと仰います。イエス様の教えに従って生きて行く者、そのような人がこの暗やみの世界の光であるという事です。クリスチャンとして、その教えて徹底的に従って生きて行く時、その光がこの世で明らかに輝くようになるのです。
私たちは誰かの塩としての役割によって、誰かの光に照らされてキリストに導かれ、やがてクリスチャンになりました。そして今度は、そのようにあなたがたが誰かのために光を放つ者となりなさいと教えられています。山上の説教でのイエス様の教えを良く覚えてその教えに従って、世の塩と光として生きて行きたいと思います。そのようにして、この世の塩と光としての役割を十分に果たし神様に栄光をささげる者となりたいと思います。

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