1月4日(日) 礼拝メッセージ要旨
「イエス様に選ばれた者」 マルコの福音書3章13-19節
本日の聖書はイエス様が十二人の弟子たちをお選びになられる場面です。この内容を通して、イエス様が弟子たちをお選びになられる姿の中で幾つかの特徴をみることができます。イエス様が十二人の弟子たちを選ばれる内容と通して、何故私たちを選んでくださったのかが分かります。
その一つ目は、イエス様はご自分の望まれる者を選んでくださったということです。本日の本文と同じ内容が書かれているルカの福音書6章を見ますと、イエス様が弟子たちをお選びになられる前に山に行って、夜が明けるまで祈られたと記されています。それほど、イエス様は十二人の弟子を選ばれるのに慎重であったのです。しかし本文の16-19節にある十二人のリストを見ますと特別な人はいませんでした。けれども、イエス様は人々の外面的な条件やそれぞれの意志によってではなく、イエス様の権威とみこころとご計画に従って彼らを選ばれて呼び寄せてくださったのです。
イエス様が弟子たちをお選びになられた二つ目の特徴は、彼らに使命を与えて下さったということです。まず、イエス様は彼らをご自分の身近に置くために選んで下さいました。それは、イエス様とともに生活することを通して、イエス様が魂の救い主であられることを教えて悟らせるためです。そして彼らをお選びになられた最大の目的は、福音をのべさせるためです。永遠のいのちについて語ること、宣べ伝えること、これこそが選ばれた十二人の一番の使命でした。この福音をのべ伝える使命のために、悪霊を追い出す権威をも彼らに与えられたのです。
神様はみこころのままに私たちを選んでくださり、教会に呼び寄せてくださいました。それは神様の御恵みと愛によることです。そしてそれにはそれぞれに与えてくださる使命があります。私たちを選んでくださった恵みを覚えて、私たちに与えられた使命を忠実に果たす者になりたいと思います。