礼拝メッセージ

2月15日(日)礼拝メッセージ要旨

 

「主に立ち返らせる」             ルカの福音書1章8〜17節

今日はルカの福音書1章8節から17節の御言葉を通して、バプテスマのヨハネの誕生予告と、そこに込められた神様の深い摂理について分かち合いたいと思います。

当時のイスラエルは、預言者マラキ以来、約400年もの間、神様の言葉が聞こえてこない時代を過ごしていました。まさにその時、祭司ザカリヤがくじ引きによって選ばれ、主の聖所に入って香をたくという栄光ある奉仕をすることになりました。香をたくことは、祭司の一生に一度あるかないかという特別な恵みであり、立ち上る香の煙は聖徒たちの祈りが神様に届くことを象徴しています。ザカリヤが香をたいている時、主の使いが現れ、「あなたの願いが聞き入れられた」と宣言しました。

ここでいう「願い」には二つの意味が含まれています。一つ目は、ザカリヤ個人の長年の祈りである「子供を与えてください」という願いです。そして二つ目は、祭司として捧げた「イスラエルの救いと平和」のための祈りです。ザカリヤ夫婦はすでに高齢で、人間的な希望は絶たれた状態でしたが、神様は人間が絶望的だと思うその状況こそが、神様の御業が始まる最善の時であることを示されました。祈りの答えは、私たちのスケジュールではなく、神様の主権的な時に、最も良い形で実現するのです。

生まれてくる子ヨハネは、特別な使命を帯びています。彼はぶどう酒や強い酒を飲まない「ナジル人」のように区別された人生を送り、母の胎にいる時から聖霊に満たされます。その働きは、エリヤの霊と力をもって、イスラエルの民を主なる神様に立ち返らせることです。人のかたくなな心を神様へと向けさせることは、人間の力ではなく、ただ聖霊の働きによってのみ可能であることを教えています。

私たちもヨハネのように聖霊に満たされ、福音を証しする者となりたいと願います。時には祈りの答えが遅いと感じられることがあっても、神様は必ず聞いておられ、最善の時に成し遂げてくださるということを覚えたいと思います。自分の力ではなく聖霊の助けを求めつつ、大切な人々の救いのために祈りつつ、自分に与えられた信仰を証しする者になりたいと思います。

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