12月28日(日)礼拝メッセージ要旨
「信仰によって神に喜ばれる」 ヘブル人への手紙11章6節
今年も最後の日曜日になりました。この一年を振り返ってみて、皆さんの心に一番残っている出来事は何でしょうか。今年は大阪万博やお米の高騰など、社会的なニュースも色々ありましたが、私たち信仰者にとって最も大切な問いかけは、信仰者としてどのような一年を過ごしたか、ということだと思います。
今日の聖書箇所、ヘブル人への手紙11章には、旧約時代の素晴らしい信仰者たちが登場します。聖書は、彼らの素晴らしい行いや実績よりも、彼らが「信仰によって」生きたということを強調しています。では、その「信仰」とは一体どのようなものでしょうか。6節には「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません」と書いてあります。私たちがどれほど熱心に礼拝をささげ、奉仕をしたとしても、それが本当の信仰から出たものでなければ、神様に喜ばれることはできないということです。
では、本当の信仰とは何でしょうか。今日の本文は、二つのことを教えています。 一つ目に「神がおられることを信じる」ことです。これは、単に神様の存在を認めるだけでなく、聖書が証ししている天地の創造の神であり、歴史の支配者であり、私たちを愛してキリストを与えてくださった救いの神様を信じるということです。二つ目に「神はご自分を求める者には報いてくださる方であることを信じる」ことです。ここで「報いてくださる」というのは、神様を心から求める人に救いを与え、神様ご自身に出会わせてくださるという意味です。アベルやエノクといった昔の信仰者たちも、まさにこの信仰をもって神様に近づき、神様に喜ばれる者とされたのです。
私たちはこの一年、この信仰をもって神様に近づいてきたでしょうか。もしかすると、目の前の困難や自分自身の弱さのために、神様から遠ざかってしまったことはなかったでしょうか。私たちはたとえ不完全で弱くても、私たちを愛して救いへと導き、心から求める者に必ず応えてくださる神様を信じる信仰によって、大胆に神様の御前に進み出ることができます。2026年の新しい年も、この信仰をもって、さらに神様に近づいていく道を歩んで行きたいと思います。
