礼拝メッセージ

12月14日(日)礼拝メッセージ要旨

 

「神のまことの恵みの中に」         Ⅰ ペテロの手紙5章12〜14節

本日はペテロの手紙第一の結びの箇所から、ペテロがこの手紙を通して伝えたかった「神のまことの恵み」 について共に考えてみたいと思います。ペテロは、この恵みの中に「しっかりと立ちなさい」と私たちに優しく勧めています。

では、「神のまことの恵み」とは具体的にどのようなことでしょうか。それは、私たちがキリストのゆえに永遠の栄光の中へと招き入れられた者である、という驚くべき真実です。しかし同時に、私たちはこの地上で生きる限り、罪を犯し、失敗を繰り返す不完全な存在であることも事実です。

「クリスチャンなのに、なぜこんなことをしてしまうのだろう」と、ご自身の弱さに失望してしまうことはありませんか 。しかし、これこそが恵みなのです。神様は、不完全な罪人である私たちにこそ恵みを与え、栄光へと招いてくださるからです 。

ですから、今の自分の弱さゆえに失望したり、つまずいたりする必要はありません 。なぜなら、神様は、私たちをしばらくの苦しみの後に、必ず私たちを回復させ、堅く立たせ、強くし、不動の者として完成させてくださるからです。この望みこそが、私たちが固く立つべき恵みです 。

また、ペテロは、この手紙をシルワノや、「わたしの子」と呼ぶマルコ 、そしてローマの教会(バビロンの教会) の助けと支えによって書き終えました。これは、神様の働きは決して一人ではできない、ということを示しています。

最後に、ペテロは「愛の口づけをもって互いに挨拶を交わしなさい」と勧めます。これは「愛をもって、お互いを心から受け入れ合いなさい」 という意味です。愛は多くの罪を覆うのですから、私たち自身が不完全な罪人でありながら迎え入れられたという恵みを信じ 、その同じ愛で、互いの弱さをも熱心に受け入れ合うことが教会の姿です 。

私たちは地上では寄留者であり旅人であり 、試練は尽きません 。しかし、この驚くべき神様の真の恵みの中にしっかりと立ち 、互いに愛し合い、キリストからいただく平安の中で、信仰の道を最後まで歩んで行きたいと思います。

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