礼拝メッセージ

1月11日(日)礼拝メッセージ要旨

 

「福音、確かな教え」               ルカの福音書1章1〜3節

今日からルカの福音書をともに学んで行きたいと思います。新約聖書には四つの福音書がありますが、ルカの福音書には他のものとは違う特徴があります。著者のルカは、福音書を書いた人の中で唯一の異邦人でした。そして、この手紙を最初に受け取ったのも、神様のことをまだよく知らなかった異邦人たちだったのです。ですからルカの福音書は、異邦人が異邦人たために書いた福音書です。

ルカはこの福音書を書くとき、ただ聞いた話を並べただけではありませんでした。今日の箇所で彼は、すべてのことを初めから詳しく調べて」書いたと伝えています。当時、すでに多くの人がイエス様についての記録を残そうとしていましたが、ルカは直接話を聞き、歴史的な事実を一つひとつ丁寧に調査し、「順序を立てて」まとめ上げました。

ルカがこれほどまでに情熱を注いで記録したのは、なぜでしょうか。それは、宛先であるテオフィロ、そして今を生きる私たちが、すでに学んだことが確かな事実であることを知るためなのです。テオフィロは、もともと偶像崇拝の文化の中で育った人でした。そんな彼に、イエス・キリストの出来事が単なる作り話や神話ではなく、この世を造られた神様が人となって来られたという、歴史的事実であることを伝えたかったと思います。

私たちの救いの確信は、どこにあるでしょうか。時には、熱い感情や不思議な体験が確信を与えてくれるように感じることもあります。でも、感情は状況によって変わってしまいますし、体験は時間が経つと薄れてしまうものです。私たちの信仰が揺るがないためには、自分の感覚よりももっと確かな土台、つまり「神様の言葉」という事実の上に立つことが大切です。

ルカが伝えてくれるこの確かな福音の記録を通して、イエス様がなさったことがいかに真実であるかを、確実に覚えて救いの喜びに満ち溢れて歩んで行きたいと思います。

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