礼拝メッセージ

5月13日(日)礼拝メッセージ要旨ピーター・ベイクラー宣教師

 

「神さまのみこころをより深く知ることができますように」ヨナ書4章1−11節

 あなたを腹立たせているのは、いったい、何でしょうか?死んだ方がましだと思わせるほどに、あなたを腹立たせることがあるとすれば、それは何でしょうか?そして、『死んだ方がましだ』とあなたが思うほどに、その問題は大切なことなのでしょうか?私たちの怒りは、多くの場合、私たちの心の中にある優先順位と関心事を映し出す外見上の写真です。ヨナ書4章は、私たち の心の優先順位と愛をどこにおくべきかということを教える非常に大切な個所です。ヨナは、ここで、何が本当に大切で、重要であるのかということについて神さまから教えられます。今日の聖書のみことばを通して、神さまはヨナに3つの問いかけをしています。まず、「あなたは、わたしに腹を立てる権利を持っていますか?」(4:1~4)と尋ねています。そして、「あなたは、わ たしの『とうごま』のために腹を立てる権利があるというのですか?」(4:5~9)と続きます。そして最後に、「ヨナよ、あなたは、このわたしがあわ れみ深い神ではないとでも思っているのか?」(4:10~11)という問いかけを投げかけているのです。もちろん、神さまは、これらの問いかけの答えをご存知の上で、ヨナに尋ねておられます。神さまはヨナの心を調べたかったのです。神さまからの問いかけに対するヨナからの答えによって、ヨナの心が神さまのみこころに正しくつながっているかどうかということを見分けることができます。ヨナには、神さまのみこころを知ろうとすることが必要であったことを教えるため、神さまは根気強く、そして、愛情深く実際の歩みの中で語りかけられたのです。 同じく私たちが神さまのみこころをより深く知ることができますように祈りましょう。

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