礼拝メッセージ

4月29日(日)礼拝メッセージ要旨 マイケル・カーター宣教師

 

「あなたがたの命は、どのようなものですか」 ヤコブの手紙4章13-16節
 今日の個所でヤコブは将来においての計画を立てる人に話しかけています。私たちは皆、自分の人生のために計画を作ります。計画を立てることそれ自体は、間違いではありません。しかし、神様の御心を無視して、自分の知恵や自分の力や自分の忍耐などで計画を作ることは間違うとヤコブが教えています。ヤコブは私たちの知恵、強さ、または才能だけで計画を立てることはプライドだ言っています。計画を作る時、神様の御心を考えることが必要です。神様の御心を考えることはなぜそんなに大事なのでしょうか。
 理由は三つあります。最初の理由は私たちの人生は短いということです。ヤコブは私たちの人生が短いことを指摘することによって、この世にいる間、毎日神様に集中するのが必要だということを私たちに教えようとしています。私たちが人生は短いことを認識すると、それは私たちが生きている間、本当に重要なことに集中できる助けとなります。第二番目の理由は私たちの人生は私たちによって支配されていないことです。箴言16:9が言っているように、「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。」神様が常に支配していることを知ることは、困難なときに忍耐できる力を私たちに与えます。なぜなら、非常に困難な時であっても、私たちは、私たちのために神様がすべてのことを働かせて益としてくださると言う約束があるからです。第三番目の理由は私たちの人生のゴールは自分の意志を達成することではないということです。
 私たちは神様の意志を果たすために生きています。私たちの人生は短くて、私たちは自分の人生を支配していないこと、また私たちが自分自身のために生きていないことを考えたくないかもしれません。しかし、そのことを理解すると、この世の必要ではないことに背を向けて、神様の本当に重要なことに焦点を当てることができることの助けとなります。

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