礼拝メッセージ

2月11日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「時代を見分ける信仰」             ルカの福音書12章54-59節
 昔も今も、天気予報は日常生活において非常に重要なことです。特に、今のように寒い季節には天気予報を見て準備しないと大変なことになります。最近はテレビやインターネット、又はスマートフォンなどで現在の地域の天気やその一週間のこともを詳しく分かります。そしてそれも非常に正確なものです。ところが、今日のように科学が発展していなかった時にも、経験を通してある現象がおこると、それを見てこれからの天気がどうなるのか、といことを予測して来ました。
 本日の本文でも、イエスさまは当時ユダヤ人たちが良くしていた天気予報、ある自然現象について話されます。そしてその現象を通して天候のことを見分けることが出来るのに、如何して今の時代について見分けることは出来ないのかと問われます。この時、イエスさまが話される「今のこの時代」というのは、御子キリストがこの地上に来られて、神の国を伝え、力をもって奇跡を行なうイエスさまの時代です。即ち、自然のある現象を見てこれからの天候を見分けることが出来るのに、どうして旧約聖書から預言されたメシヤ、そのメシヤとして来た私のことを見ているあなた達は、それを見分けることが出来ないのか、ということです。そして何故、救い主としてこの地上に来た私のことを見ても、あなた達はそれを確かめようともしないのか、ということです。イエス様は色々なところでご自分がキリストであることの証しを示しておられ、ご自分のことを多くの人々に教えてくださいました。そのようなイエスさまを見ても分からない、見分けることが出来ない人々に例え話を通して神さまと和解しなさい、と教えてくださいます。
 今、私たちのためにこの地上に来てくださったイエス・キリストを信じ救われなければ、その人を待っているのは最後の審判であり、その結果は牢に投げ込まれることです。まだ、その途中にある時に、私たちの救い主であるイエス・キリストを信じましょう。また、既に信じている方々はその恵みに感謝して生きて行きたいと思います。

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