礼拝メッセージ

12月21日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「平和の贈り物」            ルカの福音書2章8-14節

毎年、このころになると大切な人々のありがたい気持ちを伝えるために、感謝の心を込めてプレゼントをあげます。そんなプレゼントには二つの意味が含まれていると思います。一つ目は、あげる人の心が込められていなければならないことです。二つ目は、もらう人に喜ばれるものでなければならないことです。今、私たちは降誕の季節を過ごしていますが、降誕とはどういう意味でしょうか。それは、イエス・キリストがこの地のお生まれになったということです。これには、神様が私たちのために、み子キリストを贈り物として与えてくださったという意味があります。神様が人間に最も必要なお方を贈り物といて与えてくださったこと、これが降誕の意味です。

人間にとって一番必要なものは何でしょうか。色んなことが必要ですが、最も必要なことは平和です。それも神様との関係においての平和なのです。何故なら人間は罪によって神様から離れてしまい、その関係も敵となったからです。このように敵となった関係を和解させるために、神さんがキリストを送ってくださり、そのお方がこの世にお生まれになった出来事がクリスマスの本当の意味です。

皆さんは、今まで頂いたプレゼントの中で一番大切なプレゼントは何でしょうか。この地に平和の贈り物としてお生まれになったイエス・キリストこそ、神様からの最高のプレゼントです。今年のクリスマスには、平和の贈り物として来られたイエス・キリストによって、平和が満ち溢れるようにと願います。「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」というメッセージを自分に語られたものとして受け入れたいと思います。私たちのために、飼葉おけにお生まれになったイエス・キリストを、心の中に救い主としてお迎えしたいと思います。そして、この神様からの贈り物によって、私たちの人生が神様に喜ばれるものとなるようにと心から願います。

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