礼拝メッセージ

11月4日(日)礼拝メッセージ要旨

 

「神の前での喜び」              Ⅱサムエル記6章12〜19節
 本日の本文にはダビデの人生の中で最も喜んだ出来事が記されています。その出来事とは、今までユダのバアルというところに置かれていた神の箱をダビデの町に運んでくることでした。Ⅰサムエル4章でイスラエルはペリシテ人との戦いで負けてしまい、神の箱までも奪われてしまいます。その後、ペリシテ人が神の箱を置くところにおいて不思議なことが起こります。ダゴンの像が壊れていたり、町の人々に重い病気が流行ったり、神の箱を見た多くの人々が死んだりすることでした。それでペリシテ人は神の箱を恐れ、イスラエルに戻せるようになります。そしてそのようにしてイスラエルに神の箱が戻られたところがアビナダフの家でしたが、アビナダブの家の置かれてから、約70年位が経ちました。
 この時、ダビデは全イスラエルの王になりました。それで今までアビナダフの家の置かれていた神の箱をエルサレムに運んでくることにしたのです。それはダビデにとっても喜んで願っていたことですし、イスラエウrの民も喜んでいたことでした。ところが、神の箱をアビナダブの家から運んで来る時に、大変な事故が起こります。神の箱を運んでいる時に、神の箱がひっくり返しそうになっウザが手を伸ばして押さえました。ところが、主の怒りがウザに向かって燃え上がり、神は、その不敬の罪のために、彼をその場で打たれたので、彼は神の箱のかたわらのその場で死んだ(7節)ことでした。
 それを見たダビデは、神を恐れました。恐らく、ダビデはこの出来事を通して神様のみことばに従うこと、その戒めを守ることの重要性を悟ったと思います。その後、ダビデは神の箱を運ぶ時の規定を調べたと思います。そして今度は、深く恐れながら、慎重に神の箱を運ぶことができたと思います。本来はウザのように、神様の御前において滅びる存在で知ったが、神様はそのような私たちを愛してくださいました。そのような私たちと共にいてくださいます。この神様を喜んで生きて行きたいと思います。

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