礼拝メッセージ

11月1日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「偽りを捨てなさい」         エペソ人への手紙4章25‐27節

クリスチャンは、古い人を脱ぎ捨てて新しい人を身に着たものです。しかし、このような事を学んで知っていると言っても、すべてのクリスチャンが新しい人を身に着た生き方をしている事ではありません。そこでパウロは、新しい人を身に着たものはどのように生きて行くべきなのかについて、具体的に説明して行きます。

先ず、パウロは新しい人を身に着たものの生き方として、偽りを捨てて、隣人に対して真実をかたることを教えます。そして、その理由として、私たち、即ちクリスチャンはからだの一部分だと説明しています。それは、教会がキリストのからだであり、クリスチャン一人一人がそのからだの各器官であるということです。からだの各器官は互いが互いのために存在し、互いのために働き、そしてそれはからだ全体のためのことになります。からだの一部分である私たちは、自分は自分だけのために存在するのではなく、他の人のために存在するということです。そういうからだの一部分が偽りをもっているというは、自分のことを、そのからだの一部分として考えていないということだと思います。しかし、クリスチャンはキリストのからだの一部分として、互いのために存在する新しい関係をもつようになりましたので、そのからだに助けとなるように語らなければならないのですが、それが真理を語る事です。二つ目に、怒りについて説明しまが、怒りについて三つのことを教えています。それは、怒っても罪を犯してはならないこと、憤ったままにいてはならないこと、そしてその怒りによって悪魔に機会を与えてはならないということです。ですから、クリスチャンは怒る事があっても、その怒りというのが罪深いものにならないように気を付けなければなりません。

本日の本文で、パウロは偽りを捨てて真理を語り、怒っても罪を犯さないようにと勧めています。私たちがこの教えを心に覚えて新しい人を身に着た者として生きて生きて行きたいと思います。

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